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    過剰適応症候群

    寒気も少しずつ緩みはじめ、日ごとに暖かさを感じられるようになりました。

    4月からは、新年度が始まり、新入学した子供達や、新しく役員になったお母さん方。

    新しく赴任してきた方々、始めての単身赴任など、多くの方たちが新しいチャレンジを

    される時期にはいります。

    そこで、「頑張り屋」で「責任感の強い」日本人の皆様に見られがちなのが「5月病」

    もしくは「過剰適応症候群」です。

    「ストレスはなくて楽しんでいる」とおっしゃる方も多いのですが、実はストレスというのは無理をしている状態であり、「いやなこと」ばかりでなく「楽しい」と感じていることの中にもあるのです。

    楽しいと思いながらも過度のプレッシャーを感じていたり、自ら課して「がんばらなければいけない」と思っている場合や、「よい評価を期待(良い子)」することなど、知らず知らずのうちに、時には自分の本音に反して、「過剰適応」状態を作っていきます。「過剰適応」は緊張状態を引き起こします。結果、交感神経を刺激し、疲労感、胃腸の不調、頭痛、動悸、不整脈、異常発汗、手の振るえ、手足の冷え、めまい、発作性高血圧、睡眠障害、体重変化、過食拒食、月経不順、月経困難症、微熱など、さまざまな身体症状を引き起こしていきます。これらの状態はいわゆる自律神経失調症といえます。

    毎日が比較的うまくいき1ヶ月ほどで症状が落ち着き改善していくようであれば、無事適応しているといえます。しかし、うまくいかない時、焦燥感や挫折感を伴ったりすると不安症候群、パニック障害、うつ病や引きこもりなど精神疾患に発展していくことがあります。

    そこで、症状に気づいたら、目標を変更したり、無理をしないように休憩したり、有酸素運動を取り入れたり、気分転換をすることが大切です。改善しない場合や不安が強い場合は医療機関などで早めに相談されることをお勧めします。  月曜日担当医師 山下 明子

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